フリーランスとして稼ぐための考え方

小泉氏の発言にもあった「鈍感力」のススメとは

仕事の出来る人間はレスポンス(反応)が素早いことは良く知られています。

 

メールチェックは頻繁に行い、計画性を持って行動するため、日々の行動に限りなく無駄が無い。となると「効率性」も非常に高い状態です。

 

周囲からもその勤勉な態度によって「信頼」されるでしょう。

 

しかし、思わぬ落とし穴がココにあります。

 

効率性の良さが当事者の首をしめることになるのです。隙間なく空いた時間を埋めたスケジュールによって、いつのまにか自分自身が自分の計画性に支配されてしまった…。あなたもこんな思いをしたことはありませんか?

 

人間は「やる気のあるとき、無いとき」である程度の「波」があります。これが感情のバイオリズムです。

 

安定状態である時は、一定のバランスにあるのでストレスを感じることは少ないですが、生きていれば体調の変化や環境の変化によって、ずっと安定しているわけにもいきません。

 

やる気のある時に掲げた目標に向かって、日々精進する自分を続けたい一方で、やる気のない自分がささやきます。「少し休んでくれよ、休憩したいよ、もうやりたくないよ、疲れたんだ」と。

 

しかし計画したスケジュールは自分一人のものではなく、クライアント様が絡んでいたり、会社が絡んでいたり…と、なかなか修正することが出来ない場合もあります。

 

つまり、すこしモチベーションがさがったときの自分を「計画に入れるべき」だったと言えます。

鈍感力とは

気分の切り替えや、状況変化に柔軟に関わることのできる人間と言うのは、神経質である場合が多いです。
だからこそ、周りの少しの変化に気づき自分をうまく同化させる演出が可能なのです。

 

しかし、こういった順応性は無意識化で行われていることも多く、そのため知らないうちにストレスが溜まっていた。ということになりかねません。
ストレスが大きくなってから爆発するかのように吹き出してしまう人がいます。

 

こうなってしまっては、いろいろなシーンに支障を来たします。あるいは、自分(のストレス)が今の環境を壊してしまうことも。こうなると、自分だけではなく周囲の人間にも影響を与える結果となりますよね。

 

その様にならない為に必要な自分。

 

それが「鈍感力」です。

 

「鈍感力のある自分」を確信的に持つことで、「調子の悪い時」も「ストレスやプレッシャー」の渦中でも、自分をコントロールできるようにしましょう。

鈍感力を身につける方法とは

では実際にどのようにすれば鈍感力が身につくのでしょうか。

 

その前に、鈍感力を必要とする人間はどんな人間かイメージしてみてください。

 

・勤勉で完璧を好む
・神経質
・好まないやり方にストレスを大きく感じる
・好き嫌いが多い
・人の目が気になる
・責任感が強い
・優等生思考
・人から受けた些細な言葉にいつまでも悩む

 

…etc.

 

見方によってネガティブにもポジティブにも取れる内容ですが、簡単に言うと「鈍感の反対の性格をもつ」人間ですよね。
だから細かなことが気になる。反面これがあるからこそきっちりとした行動を計画的にこなせると言えるのです。

 

しかし先にもお話ししたように、自分自身に制圧されるのはあまり良いことでは無いですね。そして、ギリギリいっぱいのスケジュールはミスにもつながりやすいです。

 

今まで繊細な感情を持って働き、行動していた人間にいきなり「鈍感力」を身に付けよう!といっても、これは至難の業です。
ですので、少しずつ、少しずつ、氷が時間を掛けてゆっくりと溶けだすようなスピードで変わっていこう…と考えましょう。

 

「やる気」を持って鈍感力を手に入れようとしてはいけません。それこそが鈍感と反対の行為だからです。

マイルド思考で身につける鈍感力

・仕事やプライベートともに、予定には十分に余裕を持つ。
・レスポンスもすこし時間をおいてから(敢えて)
・白黒はっきりの物言いでは無く、ぼんやりとした返事でも良いと考える(逆に相手に安心感を与える効果を持っています)
・聞き手にまわって、提案の数を減らしてみる

 

と、このように少しマイルドな思考にすると体も心もだいぶラクになりますよ。

 

当初は計画していたことも、当日になってから状況が変わることってありますよね。そういった緊急に備えて最初から手を打っておくのです。(可能であればですが)

 

アポイントは13時ぴったり!ではなく、「13~14時の間で早めに伺います」としたり、プレゼンや納品についても少し日程に余裕を持たせるだけで大きく変わってきます。もちろんお客さまによってはコレが出来ない場合がありますので、そこは臨機応変に。

 

しかし、常日頃から全て即答で「できます!」といってしまうのは非常に危険です。

 

1時間で出来る見積をわざと2日後の案内に設定したりして、自分に余裕を与えるとともにお客様の教育もする訳です。
いつも即答で返事が来る!とは思わせないような教育です。

 

こうすることで、少し状況が悪い時は「すぐに返事」をしてやれば「頑張っているな!」という解釈をしてもらえます。

本当に鈍感な人間ではなく「鈍感力」をコントロールすること

人間はストレスを感じやすい生き物です。特に現代社会では見えないストレスが渦を巻いています。うつ病や精神疾患にかかりながら、「自分は違う」という思いで無視しながら生活する人も。

 

人は自分が苦しいと、周りにも優しくはなれません。それがさらに悪循環を起こして、互いにストレスをぶつけ合う社会も存在しています。悲しいことですね。

 

とはいえ、きっちりした仕事が出来る人間であったり、周囲に気が配れる人間となることは、社会から必要とされます。
当然ですよね!誰だって、しっかりした人に仕事を任せたいです。

 

ですが、いつもいつも「完璧」を目指すことは、危険を伴うと知っておいてください。
「本当の鈍感な人間」になるわけではなく、「鈍感力をコントロール」できる人間になりましょう。

 

これが本当に頭のいい人間かもしれません。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加