フリーランスとして稼ぐための考え方

元本保証型のビジネスは存在しない。サラリーは「時間の対価=賃金」

サラリーマンと自営業を比較した時、大きく違う部分はいったいどこでしょうか。
利益、仕事の大きさ、休暇、保障、生活スタイル…
考えてみたらその違いは沢山あります。

 

その中でも最も違うのは「サラリーの保証」ではないでしょうか。

 

サラリーマンは「時間の拘束」と引換えに「賃金」を貰います。もちろん仕事内容による評価もありますよ!しかしマクロ目線で見れば「時間の対価=賃金」です。
あなたは、この「時間」という部分をどのようにとらえているでしょうか。

 

人には皆寿命があります。ある人は83歳まで生きるしまたある人は52歳で亡くなるかもしれない。渡された「命の時間」は皆違うという訳です。Aさんは早めに無くなる予定なので給料は高目に設定しておきます…ということは、無いですよね。

 

いずれにしても、時間がたてば残された寿命は減って行きます。いま、この瞬間も減って行きます。重要な仕事をしているその時も、ラーメン屋で3時間並んでも、本屋で立ち読みしても、寿命は減っていく。「あなたの命の時間をどう使って行くか」これは生きていく上で、大きなヒントなのではないかと思います。

 

会社は従業員を命の時間を拘束し、工場が稼働する、会社が経営する「営業=利益」を確保して利益の一部を賃金として従業員に還元します。当然経営者は従業員よりも大きな利益を得ますが、従業員も安定した生活を送ることが出来るので、この契約が成立します。

 

大きな歯車のひとつになるということは、決して悪いことではありません。その仕事の成功にはどれも欠かすことが出来ない、どんな小さなことであっても大切な仕事だからです。

 

しかし、それが向かない人も存在します。自分の考えで行動し利益を生む方法を考える方が向いている経営者タイプの人間にとっては、サラリーマンは窮屈で仕方なく、無力感を覚えるかもしれません。

リスクの無い商売に成功は無い。「コレをやれば大成功!」は無い。

一方個人が柱の自営業の方はどうでしょうか。年間の事業計画というものは作るものの、実際にはいつどのような仕事が舞い込んでくるかわからず、それによって月の利益が変わるとい変動型利益の獲得となります。仕事が入ってこないかもしれず、何千万もつぎ込んで店を開いても1年も持たずに閉店する場合もよくあることです。

 

自分の意思で時間スケジュールが組めるため、休みも仕事の予定をチェンジすればいつでも休める…という設定も可能でしょう。経費を利用して税金の調整も出来るし、うまみはいろいろとあります。しかし利益は保証されていない為、どうすれば仕事を継続して確保できるか、常に頭を使っています。

 

手離れの良い仕事はどういうものか、アウトソーシングを増やして自分の仕事を減らすにはどうすればいいか、新しいビジネスは無いか、自分のスキルアップ出来る余地はないか、などなど。

 

新ビジネスに挑戦したり、スキルアップを測るときは当然費用も掛かってきます。投資です。
この投資金も「必ず後から返ってくる」という保証はありません。自分の読みが外れれば「資産を生む投資」にはならず「お金を使っただけの投資」になります。でもこれは仕方ないことです。ビジネスをやる場合、リスクを抱えるのは当然だからです。常に保証は無い…。

 

しかし、リスクの無い商売に成功はありません。リスクの覚悟が無い人はビジネスが出来ないとも言えます。

 

投資の前に「この投資で必ず利益が生めるのか?」「これを買えば売り上げが上がるのか?」といった質問を業者に問うのは非常にナンセンス…。そのような質問に対して、もし仮に業者が「必ず儲かります!」などと言ったら、それは(ひょっとしたら)詐欺かもしれません。

 

「コレをやれば大成功!」という安易な方法でビジネスが成功するなら、みんな億万長者になっていますよね。そういった謳い文句は「何かを売るためのセールスコピー」なので甘い言葉に乗らないでください。自らの頭をひねって考え、努力し、行動した結果によるモノ以外の利益は考えない方が良いと思われます。

 

ちょっと脱線してしまいました。つまり自営業は「賃金の保証が無い」「投資も保証は無い」ということです。これがサラリーマンと自営業の一番大きな違いです。「元本保証の安定」を求めるのか、「時間の束縛の無い、自分の生き方」をして行くのか、という人生の大きな選択とも言えるのではないでしょうか。

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