「成果」を出せるデザインを!

機能するデザイン、「成果」を出せるデザインを!

WEBサイトに関わらず、広告は「成果」を期待して出稿するものです。どんなにデザインがクールでも、売れなければ仕方が無い…。と、なってしまいます。

 

WEBの場合は、トレンドのスクリプトを使って美しくレイアウトしたり、メニュー表示などの出現が「オッ!」と思わせるものであったり、要所要所で楽しませてくれる部分が魅力でもあります。

 

使い方によっては閲覧者からの好感を貰えるので◎です。こういったことは、一気に数か所単位で追加したり、ガラッと変更するのではなく、少しずつ取り入れては反応を確認していったほうが良いでしょう。

 

「使い方」というのを具体的にすると、まずは「配置場所」ですね。人間の視点にはいくつか決まりがあり、一番有名なところで言うと「Xの視点」があります。Zの進行で視点が動く訳です。つまり「左上→右→左斜め下→右斜め下」ですね。

 

この視点を意識した配置を心掛けることだけでも、今まで無意識に配置していた場合とは売上の差が出るでしょう。一番売りたいものを「左上」に配置すればいいわけです。

 

デザインがいくらクールであっても、このようなセールスや心理的な側面を全く無視した場合、ほとんどの場合おそらく成果は見込めない結果となるでしょう。

 

見た目にはそっけなく、デザイン的な要素が低い…。そう思わせるサイトや広告でありながら「大きな収益」を挙げている企業はあります。

 

それは、デザインの力ではなく別の力が大きく働いているからです。「キャッチコピーの力」「レイアウトの力」「製品の力」「ブランドパワー」などいろいろな要素はあると思いますが、一番にくるのは「デザイン」では無いという部分を理解してください。

 

Apple社のiPhoneが人気である理由に「かっこいいから」というのがあります。もちろん同感です!でもこの他に沢山の付加価値と理由が存在しています。

 

「使い勝手がよい」「好きなアプリがある」「サイズがいい」「薄さがいい」「友達が皆使っている」などなど。使い勝手のことをUI(ユーザーインターフェース)とい言いますが、Apple社ではUIについてとことん研究しています。
選ばれて当然と、自信を持って言えるほどに研究された商品だからこそこのような市場拡大が結果として付いてきたわけで、ただ単に「かっこいいから」という訳ではないですよね。

 

デザイナーはデザインを作るし、売り手も「カッコいいデザイン」を欲しがります。それは良いことなのですが、最も必要な部分は「成果」です。成果に訴えることができるデザインを制作出来るようになりましょう!

「デザイン優先」にならないように

デザイナーの宿命なのか何なのか…。余白の使い方、文字のカーニング、カラーバランス、画像トリミングなどなど、一度作ったものを見直す時に気になる個所が無いかのチェックで思いのほか時間が掛かることが有りませんか?

 

どれも大切な要素ですし、デザインを作る上で余白の使い方などは最重要だと思います。
これがデザインコンペならこの考えで良いと思います。

 

…が、です。

 

私たちが、生業としてデザインを制作する場合は当然クライアントの製品であったり、セールスポイントを訴求する広告を制作することになる。

 

となると、このままの考えではマズイことが起こります。
でも、結構あるんですよ~、これをやってしまっている人が…。

 

こんな感じです

 

・余白やジャンプ率を考慮して、一番目立たせる内容が違うものになっている
・見た目の良さを重要視するあまり、内容とマッチングしていないデザイン(汗)
・雰囲気を出したくてオブジェクトの使いすぎ…

 

などなど。
つまり、デザイン重視に偏ってしまい、肝心の「依頼内容」を満たすことが出来ていない広告物を作ってしまう。読みにくい、わかりにくい、というときもあるかもしれません。

 

このようにならない為に、デザイナーは「デザイン優先」にならないような配慮が必要だと考えています。

 

そもそも「良いと思うデザイン」とは何でしょうか?好みの問題であるならば、それは主観となります。やはり、広告として良いデザイン(見た目+役目を果たすデザイン)を目指したいところです。

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