フリーランスとして活躍するためのはなし

WEB業界、フリーランスは実際にどのくらいのスキルが必要?

フリーランスになるにしても、デザイナーとして勤める場合にしても、いったいどのくらいのスキルが必要なのか…。
例えばIllustratorが扱える方と書いてあっても、それがどのくらい使えることを言っているのでしょうか。難しいですよね。

 

そういった場合には基本的にはポートフォリオ(作品集)を持って行き見てもらいます。自分はこんな作品が出来る、これを作るにはどのアプリケーションをこのように使っている、着想は…という具合に説明が出来ますし、そこで相手企業もマッチングできるかどうか分かります。

 

こうすることで、就業した後で「これが出来るっていったから雇ったのに!」というような食い違いが起こる可能性が低くなります。とても重要なので覚えておいてください。

 

「必要なスキル」は大きく分けると二つあります。基本的なお話ですが、その部分を少しだけ説明致します。

デザイン制作にはふたつのスキルが必要です。

ひとつは「デザインスキル」これは「感性(センス)」と「デザインの基本を心得ているかどうか」という部分です。奇をてらったようなデザインを使えるようなシーンは少ないですし、例えその様なデザインでも「基本的要素」から大きく外れていることは無いのです。

 

レイアウトも黄金比というのがあります。視点の置き場所の話です。
この黄金比から外れると、パッとしないレイアウトになります。

 

感性という部分は正直持って生まれたものもあると思います。例えばカラオケを思い浮かべてください。誰しも普段歌うことを練習しているわけではないと思います。なのでほとんど同じ条件でありながら、ある人は非常に上手に歌い、またある人は音痴であったりします。

 

問題はここからです。音痴だともう全然だめなのかというとそうではありません。専門のボイストレーニングを受け、コーチから適切なアドバイスを受けることで軌道修正することが可能な訳です。

 

但しその軌道修正が、「並みのレベル」になるのか、はたまたそれを超越して「プロ並み」になるかは本人の努力やのどの強さ、声量、声質、感情表現、メンタル的側面などいろいろな要素を含んでいると思います。

 

言えることは、「誰しも可能性を持っている」ということです。何をするにしても、この可能性をどこまで信じることが出来るか。それを信じてどこまで継続して開発することが出来るかがモノを言うのではないでしょうか。

 

「自分にはデザイン能力が乏しい」「デザインに自信が無い」という人は、いろいろな広告物を観察してください。そして、沢山の制作物をつくって数をこなしてください。

 

一定の条件の中で数をこなすということは非常に有効な能力開発方法なのです。

アプリケーションスキルで表現するチカラ

ふたつめに必要なのは「アプリケーションスキル」でしょう。代表的なものでIllustrator、Photoshop、Dreamweaverといったところでしょうか。

 

せっかく良いデザインアイデアが浮かんだとして、それを形にする能力がなければ残念なことです。

 

最初はざっくりとしたイメージ(発想)や絵コンテ(簡単な要素のみの絵)、モクアップ(ざっくりした構成図)などを間がるので、非常に具体的なイメージを持っている場合も稀だと思いますが…。

 

仮にお客さまがポスターを持ってきて「このポスターの背景と全く同じにしたい」といった時それを表現するにはアプリケーションスキルが必要となります。

 

或いは、「夢の中のワンシーンのようなデザインで作ってほしい」なんていう抽象的なことを要望とされた時、イメージを形に替える力が必要になりますよね。

 

Illustrator、Photoshop、では多彩な表現力が可能です。細かな設定を繰り返すことで、立体的なイメージ、燃えるようなイメージ、水の表現、金属の表現、木目の表現、など無数にあります。

 

要は使い方と発想です。

 

世の中にある「WEBデザイン」「CGデザイン」などの養成講座ではこのアプリケーションスキルを学ぶことになるでしょう。簡単にいうと機械操作を学ぶ訳です。しかし、基本的な要素がメインになり、もっと高度な内容、詳細な表現力を講座の中で学ぶことはたぶん無理だと思います。(デジハリで経験済)

 

決められたカリキュラムには時間的スケジュールが組み込まれているため、一つの事を深掘りするフリータイムはあまり用意されていません。最終的な演習課題で表現力を提出することになると思いますが、それはたぶんその講座で得た知識の総まとめとして終わると思います。

 

結局のところ「自学、独学、探求、継続」が必要なのです。
しかし、いきなり自学して深めていくことは難しいため、基本的な要素とプラスアルファの部分を講座などで身につけることを目的とする場合は有効な手段です。

 

人間は面倒くさがりな生き物ですから、「講座を受ければスキルが身につく!」と思ってしまいがちですが(スクールもそういった宣伝が目立ちますね)実はそうではないということを認識しておいてください。

 

職人やカリスマと呼ばれる人は、学校で習ったことだけで終わっていません。中には芸術系大学を中退した巨匠も多い…。学校があなたを変えてくれるわけではありません。

 

常にその分野で興味を持ち、学習することで自分自身のスキルアップを高ようとする姿勢が何よりも大切です。

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