フリーランスとして活躍するためのはなし

フリーランスでメールや見積りの返信はいつがベスト?

仕事に対しても人に対しても、やる気が高い人はすぐにレスポンスを返す傾向にあります。習慣になっていると思ってもいいくらい、レスのスピードが速い。

 

これはつまり質問に対する回答が早いということですよね。例えば「この仕様に対する見積はいくらくらい?」「この仕事の納期はどのくらい?」そういったクエスチョンについて出来る限り早く解凍する努力をします。

 

責任感が強くまじめであればあるほどに、こういった傾向がさらに強くなります。

 

お客さま側から見ても、「あの人はすぐに返事をくれる。●●会社とは違って!」「あそこに連絡するといいよ、仕事が早いから!」というイメージが定着しやすいだけでなく、「返事が早い」ということは「優待されている」という気持ちも加わり「信頼感」を築けます。

 

このように書くと、レスが早くスグに反応することはメリットばかりのようですが、実はデメリットもあります。

 

それは「人は慣れる」という部分が起因します。
レスが早いことで感謝されるのは「最初のうち」です。「この人に頼むとレスが早い」という印象を持った上での人間関係が出来あがります。つまりベースラインが一段高い。すると、休憩している暇が無くなって来ます。

 

入ってきた仕事の用件にはスグに返事をしていくわけですが、これが何件も重なると一気にスピードが落ちます。
しかし一度築いたベースラインのもとで仕事をするので、そのラインを守りながら仕事する必要があります。

お客様は「それが出来て当然」という感覚

お客様は「それが出来て当然」という感覚になりますから、「先日は翌日に返ってきた見積が、今回は3日も掛かっている…。」「前回は2日で終わった仕事が1週間もかかるなんて…。」と、逆にストレスを抱くシーンも出てきます。

 

こちらは同じく頑張っているのですからいつも感謝されたいところですが、実際はなかなかそうはいかないのです…。

 

自宅でフリーで仕事を受ける場合は、当初は制作から何から自分自身で作業することになります。
頑張りすぎてクライアント様に早いスピードでレスを返して行くと、そのうちに自分の動きが取れなくなってしまいます。

 

そうならない為には、このようにクライアント様に振り回されて行くスタイルを作るのではなく「クライアント様を教育していく」という方向で進めていくと良いです。
見積は3日間かかる、Aレベルの仕事は2日で返すがCレベルの仕事は1週間前後かかる、という目安を先に作り、それに沿ってお客様に回答して行きます。

 

一人で仕事をしていると、作業時間も自己管理となるため「無理が効いてしまう」のです。普通の会社勤めであれば勤務時間中での作業となるため、この作業にはこのくらいかかりますよ~と言えるところを、徹夜でこなしてしまうこともある。

 

でもそんなやり方は体を壊すもとで、長期に経営していくことが難しくなります。なので実際には半日で出来あがった仕事でも、納品は2日後にするとか、スグに返せるメールでも1日明けてから返信する…といった「時間コントロール」は、ビジネスを安定して続けるために非常に大切なことと言えるでしょう。

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