スキルアップしよう

街中にヒントが!電車の中吊りからデザインヒントを得る

電車の中吊りは企業が大きな予算を使って宣伝しているので、これも参考になります。

 

中吊り広告は1か所だけでなく、四方に同じ広告が出ていることが多くありませんか?または1車両全体が同じ広告である場合とか。

 

一つの広告でぐるりと囲むことで、記憶の定着を測ったり、意識を向けさせたりする効果を狙います。その広告に人気タレントが良いバランスで起用されている時などは、どうしても何度も視線を向けてしまいますよね。

 

電車は通勤や通学などで一人で乗車することが多い乗り物です。スマホをずっといじっている人と寝ている人、本を読んでいる人といろいろですが、そうでない人や、混雑時に何もできない状況ですと人間は、視線をあちらこちらに動かしています。

 

ただ一点を見てボーっとしている人はあまりいませんし、ちょっと危ない感じになりますよね(汗)

 

中吊り広告を見る時のポイントは、「距離」と「空間」と「カラー」です。

 

「距離」
中吊り広告小さめのポスターくらいのサイズになるが、それを目の前に持ってくることも出来なければ、手にとって読むことも出来ない。立っている人のポジションから見やすく制作する必要があるため、距離を意識する。

 

「空間」
一定の距離を取って閲覧する広告のため、文字だらけの広告は閲覧しにくい(ほぼ無理)。読んでもらいたいキャッチコピーを自然に目立つようにするためには、ホワイトスペースを上手く利用することが重要。

 

「カラー」
遠目に見るからと言ってギンギンの反対色で目立たせるといったやり方はNG。コントラスト比を考慮し、少し離れたところから閲覧した際にどこが一番引き立つのかを考えながら制作する。

 

というように考えられます。

 

たかが中吊り…。とも思えますが、制作には「様々な視線で考慮する内容」があったり、「多角的に見る力が試されるとき」でも思います。あんまり考えて作ってないな~と思わせる広告もたまにはありますが、それも含んでいろいろ参考にされると良いのではないでしょうか。

身の回りにあるものをよく観察する

身の回りの広告からヒントを得るということを何度もお話して申し訳ありません。しつこくて耳タコだったらごめんなさい。

 

でもそれには訳があって、「身近なもの」というのは良く使うものであったり、良く目にするという場所であり、そこにはビジネスのプロがきっちり介在しているということなのです。

 

ですからやはり、身の回りにあるものをよく観察することが近道のように思います。

 

今こうして見ているあなたの身の回りの備品はどうでしょうか。スイッチの場所は、押しやすさは、手触りは、色は、形は…。すべて計算されて制作されています。統計学からもヒントを得て、これまでの売り上げから今回の売り上げもある程度見込んでデザインされたものです。

 

もちろん、大手企業のやり方をそのままそっくり覚えて真似してくださいというのではありません。ではなくて、「そのモノには理由がある」ということを知る思考を備えて貰いたいのです。

 

なぜそうなっているのか

 

これを考えてみることで、他の発想にもつながります。どうしてこうなるのか、こうなることで次はどうなるのか。いろいろとイメージが湧きませんか?

 

広告デザインを作る時、ターゲットを明確にイメージすることは重要です。「こうしたらどうなる」ということをよく考えて想像するとそれにふさわしいデザインが思いつくし、目的に沿った内容で制作出来ます。そのような考え方が自然にできるようになるためにも

 

なぜそうなっているのか

 

この理由を考えてみてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加