これ盗作なんじゃない??と思ったときに読む記事

これ盗作なんじゃない??と思ったときに読む記事

こんにちはデザイナーのミドリです。
フリーランスで仕事をしている場合、お客様との打ち合わせや交渉も一対一になるため、ちょっとしたトラブルやなんかは割と起こりやすい状況にあります。

 

でも意外と、心配するほどのことは起きなかったりもします。(私の場合はかも知れませんが)
お客様も、自分がミスをしたときに一緒に心配してくださるような優しい方が多くて、本当に感謝です。

 

ただ、中にはとてもつらい思いをすることもありました。中規模サイズの仕事を頂き喜んで製作している途中で急に電話が鳴り、「作らなくていい」と言われたこともありました。

 

でも最近は受ける案件数も少ないため、これというトラブルもなかったのですが、直近で悔しい、納得いかない、という状況が生まれてしまったため、これから活躍される皆様のヒントになればと思い書かせていただきました。

同じ条件でデザインを依頼したら同じようなものが上がってくるなんて、そんな訳ないじゃあないですか

先日とあるお仕事でフライヤーデザイン、ロゴデザインをしました。途中のやり取りで問題を感じたため、辞退した案件です。その際に、打ち合わせで出したデザイン案などはくれぐれも再利用しないこと、またそのデザインを基にした制作はしないでほしいという内容のお願いをしていました。

 

それから約半年たったある日のこと。とある場所でそのお客様のフライヤーを発見することになりました。そしてそこには自分の出したデザインにかなり近いテイストのロゴを使用したデザインが施されていました。

 

見た瞬間に驚き、悲しくなり、すぐにお客様に連絡して「お願いしていたことなので、使わないでほしい」という要求をしました。

 

しかし、先方は全く無関係であり、ゼロから作成したものだということで、全く聞く耳を持っていただけませんでした。「デザイン案は見せていないが、私に出した条件と同じ内容で新しいデザイナーに依頼したため、似たものが出来たのでは?」とも言われました。

 

…たしかに。確かにそうかもしれません。可能性としてはゼロではないでしょう。

 

 

 

でも。

 

 

 

内心では、納得いきませんでした。
同じ条件でデザインを依頼したら同じようなものが上がってくるなんて、そんな訳ないじゃあないですか(苦笑)
それだったら、この世のすべてのデザインに見通しがついてしまい、驚きや楽しみを持ったデザインが生まれない、そんな世界になってしまうハズです。

 

 

そして考えました。
私はどう対応すべきか。

 

 

自分の思っていることを主張して、最後まで貫き通すべきか?
ツイッターで比較画像を出し、パクリ要素があるかどうかアンケートをとるか?
ブログ記事に実名を出してうっ憤を晴らす??

 

 

だめです。
どれをとっても自分にとって不利なことばかりです。

 

なので、「お客様がそうおっしゃるならば、私の勘違いでした。お騒がせいたしました。」ということで終わりにしました。
なぜかって、話の通じない相手に何をどういっても無駄なことだからです。
それに私自身、もめごとが嫌いです。悪い状況を大きくすることは、何一つ得をしないような気がします。

 

先方がそう言う以上、わたしは、それ以上追求することはしませんでした。

どうして自分は非力なのか

じゃあなぜこの記事を書く気になったかというと、こういう状況になったときの良い考え方を閃いたから!それをあなたに伝えたいから!なんです。

 

「納得いかない」「悔しい」という気持ちが残り、自分の非力さを感じることはとてもつらいことだと思います。
でも、こういう辛いことがあったときは「チャンス」なのかもしれないのです。

 

どうして自分は非力なのか。
どうしてこういう状況になったのか。
なぜ納得いかないのか。
どうなれば納得できたのか。

 

こういったことを考えて自分の中から出してみました。
あなたもこんな時があったら試してみてください。すると、今まで必要でなかったことが実は必要であったかもしれないという気づき、対策などが閃くと思います。

 

私の場合は、発信力のなさを痛感しました。ツイッターも、ブログもたま~~~にしかつぶやかない。友達も少ない。特に目立つこともしていないのでデザイナーとしても無名。書いてて悲しいです(笑)

 

だからそんな状況を打破するために、もっともっと、精力的に作品を作るんだ!という決意が生まれました。
先方は真似ることしかできなかったかもしれないが、私は生み出すことが出来る!これは、ものすごい違いじゃないか!!

 

と、気づいたときに怒りは消えていました。
わたしはこれからもクリエイティブな活動をやめずに続けることでもっともっと希望的未来がある。
年齢なんて関係ありません。

 

うまく伝わったかな。わかりませんが、とにかくこういう時は飛躍できるチャンスかもしれないのです。相手を責めることは簡単ですが、好ましくない状況が出来たことは自分の責任でもあります。

 

こういう気持ちになるキッカケを作ってもらったこと、逆に感謝です。
もう会いたくはありませんが(笑)

一番強い奴はどんな状況だって明るく変えることが出来る人

私の場合は、デザインそのものをゴロっと持っていかれたのではなく、あくまでも「テイストがものすごく近い」という問題でした。自分のデザイン案を見ないで、こんなに似た作品ができることはよほどの偶然がないと無理だ…と、思いました。
これは私の受けた印象です。

 

制作者は本当にゼロから作ったかもしれず、その場合は私が一方的にいちゃもんつけている状況になります。これはキケン。

 

だけどデザイナーにとって、最初の発想やアイデアは本当に大切なものなんです。だから確認を取りました。

ディテールを変えて作り変えるなんて誰でもできることだと思います。そうしてるんじゃないか??っていう思いを込めて。

 

ただ、歴史や文化ってそういう風に同ベースのものを少しずつ改善しながら出来上がったりしますよね。だからいちいち気にしていると肝っ玉がちいさいまま取り残されちゃいます。

 

たまにテレビでも音楽の歌詞なんかが不正に利用されたとか盗作されたとか騒いでますね。そんなニュースに取り上げられるくらいの内容であれば話はまた別なのでしょうが。

 

しかし、そんな話題にもならないくらいミニマムな話だからこそ、作った側にとっては本当に本当に大事なことでもあります。人によっては出世にもかかわるでしょう。
いろいろと書きましたが、とにかく一番強い奴はどんな状況だって明るく変えることが出来る人です。
私はそういう人間が好きなので、前を向いて頑張ります。

 

もしもあなたが、つらい目にあったとき、こんな考え方もあるって思い出してくれたらうれしいです。

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